【令和版】
渓流釣りは、深い緑に囲まれた透明度の高い河川の源流で魚影を狙います。そのため、釣果だけではなく四季折々の大自然と一体化する気持ちのよさや、釣り場が混雑せず他人と距離を取れるので、静かに「非日常的な世界感に浸れる」という楽しみも味わえるのが魅力！
そんな渓流釣りでは専用の「渓流竿」を使うのですが、実にさまざまな種類があり選ぶのに迷ってしまう人も多いものです。基本的には、釣り場の環境に合わせて最適な竿を選び、大きく分けると3種類に分類されます。
【渓流竿の種類】
1． 源流竿（延べ竿）：長さの基準5m以下
河川の最上流部である「源流」は、流木・立木・岩が多く緑の濃い場所です。人の通行もなく足元が悪く川幅も狭いため、「源流竿（延べ竿）」は、全長が短め・耐久性がある・小継ぎ使用・コンパクトが特徴になっています。
2． 渓流竿（振り出し竿）：長さの基準5〜6m
源流から下りフィールドも開けた渓流では、足場もある程度安定するので長さのある「渓流竿（振り出し竿）」を使用します。中空のテーパー型の筒を入れ子に、引っ張ると竿が伸びるタイプで、収納も携帯も楽なのが特徴です。
3．本流竿：長さの基準7m以上
渓流より下流の本流は、川幅も広くなるので長い本流竿でも操作がしやすくなります。また、大型魚も狙えるのでパワーがある竿が向いていますが、その分重くなるでしょう。
【渓流竿の人気メーカー】
さまざまな種類のある渓流竿ですが、人気は日本の2大釣具メーカーである「ダイワ」と「シマノ」の製品が有名。また、「がまかつ」もファンの多いメーカーです。価格も幅広く、1万円以下のリーズナブルなものから7万円以上の高価なものもあります。
上記のように、渓流釣りにはたくさんの魅力がありファンも多い釣り方法です。そのため、渓流竿は中古市場でも人気があり、高値で買い取ってもらえる可能性があります。
処分したいと考えている渓流竿があるなら、ぜひ買取業者に売ってみましょう！
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渓流竿を買取業者の査定に出す際には、購入時に付いてきた「付属品」も一緒に揃えて提出してください。竿の種類やメーカーによっても異なりますが、竿キャップ・巾着袋・ケース・外箱・取扱説明書など、付属品が揃っているほど買取価格は高額になります。収納場所を探してできるだけ揃えてください。
また、新しい渓流竿を購入した場合、将来的に手放すことも考慮してすべての付属品を一つにまとめて保管しておくと、スムーズに査定に出せるのでおすすめです。
買取業者によって、渓流竿の買取価格は大きく異なるものです。査定に出す前にはネットで自分の渓流竿がどれくらいの価格で売れるのか買取相場を調べてみましょう。多少手間はかかりますが、だいたいの相場を把握していれば不当に安く買い叩かれることを防げます。
買取前に、まずは複数の買取業者の査定額を調べて一番高い金額で買取してもらえそうな業者を選びましょう。ただし、決める際には買取金額の高さだけではなく、買取にあたってこちら側がお金を負担しなければならないことはあるのか、振込手数料は取られるのか、査定期間はどれくらいかかるのかなど、ほかの条件も比較検討して選ぶのがおすすめです！
一般的に渓流竿に限らず、竿や釣り道具は購入から時間が経つほど（古いものほど）買取価格は下がってしまいます。よほどレアな製品や入手困難でも人気の高い製品などでない限りは、新しいアイテムのほうが高価買取対象になるのです。
またロッドやリールは次々と新作が登場するため、それまでもモデルの製品は人気の高いモデルではない限り、買取価格が下がるでしょう。 「使わないかも」と思っでも「高かったから」「また使うかも」といつまでも保管していると買取価格は下がる一方なのでもったいないでしょう。「もう使わないかも」と思ったらすぐに売却するのがおすすめです！
釣具買取店では、渓流竿以外の釣り用品の買取を行っています。もちろん1点からでも買取してもらえますが、複数の釣り用品をまとめて査定に出すほうが買取価格はアップするケースのほうが多いのです。
また、業者によっては釣り用具以外の製品の買取を行っていることも！たとえば、キャンプやアウトドア用品も取り扱っている業者なら、竿と一緒に不要になったテントやランタン、椅子やテーブルなどをまとめて出すと倉庫の整理ができるとともに買取金額アップも狙えます。業者のホームページにある「買取可能アイテム」の項目をチェックして、不要なものはないか探してみてください！
渓流釣りの現場で使っている人をよく見かけるダイワの渓流竿。長い歴史の中で新技術を次々と取り入れ、素材もFRP樹脂からカーボン樹脂、SFVナノプラスカーボンへと変化しています。毎年、渓流竿の新作モデルを発表しているので、源流用・渓流用・本流用ほか種類も豊富です。
買取でも人気のあるモデルは、初心者向けの万能タイプ「渓流竿万能小継Q」・最新技術を詰め込んだ中流〜上流向けの「春渓」・キャスティングしやすいと定評の「翡翠 冴」・軽くて降りやすい「プライム テクニカルチューン」・上級者の源流釣り向け「早蕨 超硬 53・V」・コスパに優れコンパクト収納ができる「渓流X」ほか、多種多様です。
【中古買取価格例】
・20NEW プライムテクニカルチューン55M・R 8,800円
・16NEW 翡翠 冴シリーズ 12,400円～16,400円
・18NEW 春渓M・Vシリーズ 6,200円～9,200円
・17NEW 遡 P-3 90M・V 47,700円
（画像出典：https://amzn.to/3FrpD6w）
ダイワを並ぶ大手釣具メーカーのシマノでも、さまざまな種類の渓流竿が展開されています。常に最新のテクノロジーを搭載したモデルをリリースしています。 掛け・獲り能力を追求した超先調子、水量豊富な渓流域で、ヤマメ・アマゴ・サツキマスまで１本の竿で釣りこなせる「原点流」、既存ロッドの“過不足”をカバした竿抜け攻略モデル「中継 渓峰ＺＬ」、小継竿のハイエンドモデル「翠弧ＺＬ」、点の釣りから線の釣りまでこなすオールラウンダー「弧渓ＺＭ」、小継渓流竿のベーシックモデル「天平ＺＡ」、源流スペシャルモデル「源流峰 ＮＲ」ほか多彩に揃っています。
【中古買取価格例】
・’15渓峰本流70-75ZF 14,500 円
・’17弧渓 L61ZM 14,400円
・’19天平ZAシリーズ （てんぴょう硬中硬53ZA～超硬調61ZA) 7,500〜9,800円
・’20源流峰NRシリーズ 11,200～17,200円
（画像出典：https://amzn.to/3Fmx6UE）
がまかつはシンガポールに本店を置く、釣り針や釣り竿を中心としたアイテムの専門メーカー。渓流竿は「初心者から熟練者までご満足いただける」ラインナップを揃えています。 源流域向け仕舞40cmの「幻我2 源流」は、高弾性カーボンを適所に配置し優れた操作性と感度が特徴で、ブレずに振り込みやアワセが決まると評判。「マルチフレックス春彩」は、小継渓流竿のノウハウを注ぎ込んだハイスペックさながら1〜2万円代で入手できる人気モデルです。
また、源流から本流域のさまざまな場所に対応できる「本流スペシャル2 マルチフレックス」は高弾性炭素繊維『トレカ(R)M40X』を採用、徹底した品質管理のもとで生産された純国産竿として人気があります。
【中古買取価格例】
・がま渓流ストリームマスタートラウトパワーX90 40,000円
・がま渓流 本流 イオIO MH70 25,000円
・がま渓流 エアロダンサーUL530 11,000円
・がま渓流 スーパートラウトタイプ-X90-95本流 46,000円
（画像出典：https://amzn.to/3FopdxZ）
