【令和版】
現在の体操服はシャツにクォーターパンツのスタイルが主流ですが40代以降の方はブルマを体操服として着用していた方もいるでしょう。現在のスタイルになるまで、体操服はどのような歴史を辿ってきたのか簡単にご紹介します。
ブルマの体操服がはじめて導入されたのは明治38年のことです。当時は保守的な女性観と着物が主流だったためなかなか普及せず、大正時代にようやく脚光を浴び始めます。ブルマにも歴史があり、戦後から昭和40年代頃は布帛ブルマ、昭和中期から平成初期はニット素材の身体にフィットするブルマが主流になっていきました。しかし、セクハラの概念が浸透した現在ではブルマを採用する学校はなく、ユニセックスで使用できるシャツにクォーターパンツスタイルの体操服に姿を変えていったのです。
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